デイキャンプとは?日帰りキャンプ・バーベキューの始め方

公開 2026年10月15日 更新 2026年10月15日・無料キャンプ場マップ 編集部

草地に張ったテントと折りたたみチェア(イメージ)

デイキャンプは、泊まらずに日中だけ野外で過ごすキャンプです。かまどやコンロで料理をしたり、バーベキューをしたりして、夕方には帰ります。寝る道具がいらず、場所代も公営なら無料から1区画1,500円ほどなので、初めての人や子ども連れでも始めやすい形です。

始め方は、場所を探す → 予約の始まる日を確かめる → 持ち物をそろえる → 当日は時間内に火を使って片付けるの4段階です。このページでは、関東のデイキャンプ場(日帰りのバーベキュー場・デイキャンプ場)105か所の料金や決まりを例に、それぞれの段階で何を確かめるかをまとめました(2026年10月に各施設のページで確認)。

編集部

デイキャンプは泊まらずに日中だけ野外で過ごすキャンプなので、寝る道具がいりません。この記事は、場所探しから当日の片付けまでの4段階を、関東の公営の場所の料金や決まりで追っています。

奥様

テントで泊まるのはハードルが高くて迷っていました。日帰りなら、子どもを連れてまず一度行ってみやすそうです。

デイキャンプでできること

  • バーベキュー:公園のバーベキュー広場で、炉や持ち込んだコンロを使います。
  • かまどでの煮炊き:中央区のデイキャンプ場や調布市の深大寺自然広場(かに山キャンプ場)は、かまどで料理をする場所です。かに山はバーベキューが禁止です。
  • 焚き火:直火はほとんどの場所で禁止です。府中市の郷土の森公園は焚き火台や耐熱シートを使った焚き火ができますが、前橋市の敷島公園キャンプ場のように焚き火台も禁止の場所があります。
  • テントやタープの練習:多摩市の大谷戸公園キャンプ練習場のように、泊まりの前の練習に使える場所もあります。テントを張れない公園も多いので、施設のページで確かめます。

デイキャンプができる場所は2種類

公園のバーベキュー広場 キャンプ場の日帰り利用
例 都立公園のバーベキュー広場、市の公園の広場 涸沼自然公園キャンプ場、けやき平キャンプ場、城南島海浜公園キャンプ場
料金 無料の場所も多い 区画やテントの料金がかかることが多い
時間 10〜16時など、火を使える時間が決まっている 10〜14時、10時〜など場所ごと
テント 張れない場所が多い 張れる場所が多い
泊まり できない 同じ場所で泊まれる

関東のデイキャンプ場のうち12か所は、同じ場所で泊まることもできます。泊まれる無料キャンプ場の中にも、日帰りで使える場所があります(「無料キャンプ場の使い方とルール」)。

いくらかかる?公営の場所の料金の例

場所代は、無料から1区画1,500円ほどの場所が多くあります。食材つきのプランを選ぶと、1人2,500円ほどからです。2026年10月に確かめた料金の例です。

場所 料金
七沢森林公園など(神奈川県公園協会) テーブルだけのプランで1人1,100円から。食材つきのプランもある
秋ヶ瀬公園(さいたま市) バーベキュー場・デイキャンプ場とも1区画1,500円
浦安市総合公園 市内800円、市外1,600円
涸沼自然公園キャンプ場(茨城町) 大人500円・小人200円+テント1張 日帰り1,000円
けやき平キャンプ場(高萩市) 1区画1,000円(10名程度)
大谷戸公園キャンプ練習場(多摩市) 日帰り1人150〜620円
国営昭和記念公園(立川市) 手ぶらのセット1人3,980円から+入園料 大人450円

使用料が無料の場所も多く、住民以外も無料が26か所、住民だけ無料が12か所あります(「関東の無料バーベキュー場」)。場所代のほかに、食材・炭・駐車場代を見込んでおきます。

始めるまでの手順

1. 場所を探す

住んでいる都県の一覧から探すのが近道です。

2. 予約の始まる日を確かめる

公営の場所は、予約の受付が始まる日が決まっていて、先着順の場所が多くあります。

  • 秋留台公園(あきる野市):前月1日9時から、Webだけ
  • 光が丘公園(練馬区):毎月5日10時から翌月分、当日受付なし
  • 中央区のデイキャンプ場:利用日の1か月前の同日0時からオンライン予約(月2回まで)
  • 日影沢キャンプ場(八王子市):往復はがきで翌月分を申し込む

予約のいらない場所もあります(「予約なしで行けるキャンプ場・BBQ場」)。

3. 利用できる人を確かめる

住民(在勤・在学を含むことがある)だけが申し込める場所や、住民とそれ以外で料金や受付の始まりが違う場所があります。各施設のページの「利用できる人」と「予約・申請の方法」を見てください。

4. 持ち物をそろえる

コンロを持っていくか、炭とガスのどちらが使えるか、タープを張れるかは、場所ごとに違います。チェックリストは「デイキャンプの持ち物」にあります。

編集部

公営の場所は先着順が多く、予約の受付が始まる日も場所ごとに違います。光が丘公園なら毎月5日10時から翌月分で、当日の受付はありません。

奥様

行きたい日が決まってから調べたら、もう埋まっていたということもありそうです。受付が始まる日をカレンダーに入れておきます。

当日の流れ

都立公園のバーベキュー広場(多くは10〜16時)に行く場合の例です。

時間 すること
〜10時 受付。予約の控えや許可書を見せる。炭や食材を運ぶ
10時〜 火をおこして料理。火を使える時間は場所ごとに決まっている
15時ごろ 火を消し始める。炭は冷まして持ち帰るか、炭捨て場へ
〜16時 ごみをまとめ、場所を掃除して終わる

使える時間の中に片付けも入る場所があります。伊勢崎市のみらい公園は「10時〜16時(片付けを含む)」です。小山内裏公園は9時から入れますが、火を使えるのは10時からです。

注意すること

  • 火の始末:炭は水をかけても中が熱いままのことがあります。炭捨て場がない場所は、冷ましてから持ち帰ります。
  • 林野火災の注意報・警報:2026年1月から運用を始めた市があり(高萩市など)、警報が出ている間は火を使えないことがあります。
  • 川の増水:河川敷の場所は、大雨の後に使えないことがあります。我孫子市は利根川ゆうゆう公園で、増水の危険があるため泊まりのキャンプはできないとしています。
  • 暑さと寒さ:テントやタープを張れない公園では、夏の日よけを用意できません。冬は閉園や火を使える時間が早まる場所があります。
  • ごみ:多くの場所が持ち帰りです(「直火とごみの決まり」)。
編集部

炭は水をかけても、中が熱いままのことがあります。炭捨て場がない場所なら、しっかり冷ましてから持ち帰ります。

奥様

片付けも利用時間に入る場所があるなら、火は早めに消し始めたほうがよさそうです。16時までの場所なら、15時ごろを目安にします。

冬もデイキャンプはできる?

冬は閉まる場所が多くあります。中野区の平和の森公園バーベキューサイトは12月から3月、神奈川県公園協会のバーベキュー場(七沢森林公園など)は12月から2月、小金井市の栗山公園バーベキュー広場は12月1日から3月20日、伊勢崎市のみらい公園は12月1日から3月19日が休みです。

年末年始などの短い休みのほかは一年中使えるデイキャンプ場は5か所です。

入間市の青少年活動センターは、入間市など5市の市民だけが使えます。冬の過ごし方と屋根のある場所は「冬・雨でも使えるデイキャンプ場」にまとめました。関東のデイキャンプ場の一覧と地図は「関東のデイキャンプ場」にあります。

よくある質問

デイキャンプとバーベキューは違う?
デイキャンプは泊まらずに日中だけ野外で過ごすことで、バーベキューはその楽しみ方の一つです。調布市の深大寺自然広場(かに山キャンプ場)のように、かまどでの煮炊きや焚き火はできてもバーベキューは禁止の場所もあります。
デイキャンプはいくらかかる?
場所代は、公営なら無料から1区画1,500円ほどが多く、食材つきのプランは1人2,500円ほどからです。これに食材・炭・駐車場代が加わります。料金の例は本文の表にまとめました。
予約はいつからできる?
公園ごとに決まっています。都立の秋留台公園は前月1日9時から、光が丘公園は毎月5日10時から翌月分、中央区のデイキャンプ場は利用日の1か月前の同日0時からです。予約のいらない場所もあります。
冬でもデイキャンプはできる?
できる場所はあります。ただし冬は閉まる場所が多く、中野区の平和の森公園バーベキューサイトは12月から3月、神奈川県公園協会のバーベキュー場(七沢森林公園など)は12月から2月が休みです。
初めてでも道具なしで行ける?
行けます。道具を貸し出す場所や、食材と道具がそろう手ぶらのプランがある公園があります。「手ぶらで行ける公営のBBQ場」にまとめました。

出典:

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